体を暖めるコットンと体を温めるジンジャーの飲み物

寒い季節になると、体の冷えに悩むことが増えてきます。冷えることによって、肩や腰のコリが取れにくくなったり、うまく眠れなくて疲れやすくなるなど、なんとなく調子が悪いと感じる人が増えてきます。今回は、体をあたためることのメリットをふまえて、外側から体をあたためるコットンの魅力と、内側から体をあたためるジンジャーの美味しいレシピを紹介します。

 

冷えによる不調の原因は血行不良 

寒くなると起きてくる不調の原因として、冷えによる血行不良を挙げることができます。体が冷えることによって、全身の血管が収縮して細くなってしまうと、老廃物や疲労物質を体の外に排出する血液の流れが悪くなるため、疲れが取れにくくなります。また、血液は体を巡ることで、全身に熱を運ぶ役割もあるため、抹消血管に血液が届きにくくなると、指や足先が冷たくなり「冷え性」を引き起こします。外気温が低下して、体の外側から冷える秋冬シーズンには、コートやダウンなどのアウターを身に着けて、冷たい空気から肌を守ることが大切になります。

 

外側から体をあたためるコットンのちから

 コットンタオル

 

冷たい外気から肌を守るインナーの素材として、コットンは極めて優秀です。肌触りが優しいコットンは、柔らかい繊維の間に空気を閉じ込めている状態のため、断熱効果を持っています。つまり、ダウンジャケットのように、外の寒さを内側に入れず、体のぬくもり(体温)は内側に閉じ込める力があるのです。アウターに関しては、風を通さない繊維も有効ですが、インナーは、汗をかいた時に、湿気を外側に逃がす通気性が重要になってきます。その点で、コットンは通気性に優れているため、内側に湿気が籠って肌がムレるようなことも少ない、インナーに適した素材と言えます。

 

冬はあたたかいのに、夏は涼しいコットンのふしぎ 

コットンが素晴らしい素材なのは、冬はあたたかいのに、夏は涼しく感じるという点です。この優れた性質のために、オールシーズン快適に着用できます。二つの性質は正反対のように感じますが、優れた吸水力と通気性が、夏においては汗をしっかり吸い込み、水分を外に蒸発させて放出することで、涼しさを生み出します。ちょうど、夏の庭に打ち水をすると、水が気化する時に周りの熱を消費するのと同じ仕組みで、涼しさが生まれるのです。

ふわふわのコットンは肌触りが良いだけでなく、春夏秋冬、一年を通じて、いつでも快適に身に着けることができる素材なのです。

 

コットンの布ナプキン&布ライナーの便利さ

コットンタオル&ナプキン

 

コットンは、赤ちゃんの肌着としても使われています。肌のバリア機能が未発達な赤ちゃんにも安心して使えるコットンは、今も昔も選ばれ続けています。さまざまな化学繊維が開発されていますが、肌への優しさだけでなく、あせもになりにくいといった機能面においても、コットンは、他のものには代えがたい素晴らしさを持っています。 

コットンの布ナプキンや布ライナーの良い点は、下着のすべてをコットン製にしなくても、気軽にコットンをインナーとして身に着けられる点です。かわいいデザインのショーツに、コットンの布ナプキン・布ライナーをつければ、デリケートゾーンに触れるショーツの内側(クロッチ部分)をコットンにすることができます。クロッチが、交換可能なコットン素材になることで、デリケートゾーンの清潔さは保たれやすくなり、においやかぶれも起きにくくなります。

 

 

内側から体をあたためるジンジャーのちから

外から体を暖めることと同じくらい、内から体を温めることも大切です。冷えに良いとされる食べ物をとることで、体の中からも冷えにアプローチしていけば、外と内との相乗効果で、あたたかさの好循環が得られるようになります。

 まるごとジンジャー

 

ジンジャー(生姜)は、体を温めると言われる食材の代表格です。薬膳で紹介される「体を温めるレシピ」には、生姜が含まれることが多く、体の内側から熱を生み出す効果や、胃腸の調子を整えてくれる効果が報告されています。漢方では、生姜を生のまま乾かした生姜(ショウキョウ)と蒸してから乾かした乾姜(カンキョウ)を使い分けており、熱を加えるかどうかによって効能が違うことが発見されていることからも、生姜の薬としての可能性が昔から注目に値するものであったことが感じられます。

 

生のジンジャーとドライジンジャーで効果が違う!

ジンジャーカット&パウダー

 

ジンジャーは、生の状態と、乾燥させたり熱を加えたりした状態の時で、含まれる成分の量に違いがあることが化学的に証明されています。生のジンジャーには、ジンゲロールという成分が多く含まれており、消化や発汗が促されます。末梢神経の血流を良くする効果も期待できます。また、乾燥・加熱させたジンジャーは、ショウガオールという成分が増えることで、体を温める効果がよりパワーアップします。 

生のジンジャーの場合、発汗と血流が促されることで体が温まるというニュアンスが強いため、代謝アップが期待できる半面、汗がひく頃には解熱効果も表れます。そのため、生のジンジャーを使った料理は、夏に体を冷やすレシピとして紹介されることが多いようです。

もし、冬にあたため効果を期待して生のジンジャーを使うときは、温かい飲み物と合わせてとるようにし、飲んだらすぐにベッドに入るようにすると、体の熱が逃げにくくなります。慢性的な体の冷えに対しては、ショウガオールの含有量が多いドライジンジャーの方が優れているため、パウダーやスライスなどのドライジンジャーを常備するのも良いでしょう。ドライタイプの方が、長く保存できるのも良い点です。

 

ジンジャーを使ったおすすめホットドリンク 

ホットドリンクにジンジャーを加えるだけのお手軽レシピ集です。

ショウガ湯

 

・はちみつジンジャー(ショウガ湯) 

熱湯にジンジャーを入れてから、スプーン1~2杯程度のはちみつを加えれば完成です。

生のすりおろしジンジャーを入れても、ドライジンジャー(スライスorパウダーどちらでも可)を入れても美味しく飲めます。熱湯にジンジャーを入れてから、はちみつを加えるようにすると、ジンジャーに熱が加わりやすくなるので、体のぽかぽか効果を引き出しやすくなります。レモン果汁を加えて、はちみつレモン&ジンジャーにするものおすすめです。

ジンジャーミルクティー

 

・ジンジャーティー(生姜紅茶)

 温かい紅茶にジンジャーを加えるアレンジです。ストレートティーでも美味しいですし、レモンティーや、ミルクティーにジンジャーを加えても、それぞれに違った美味しさがあります。レモンを加えれば、ビタミンCによる美容効果が高まり、ミルクを加えれば、トリプトファンによる安眠・リラクゼーション効果が期待できるようになります。ふわふわのフォームミルクを作って、ジンジャーとシナモンのパウダーをかければ、スパイスチャイが楽しめます。 

甘酒

 

・甘酒(生姜風味の甘酒)

甘酒にジンジャーをトッピングすると、ぴりっとした辛みが甘酒の甘さを引き立ててくれます。ジンジャーパウダーをかけるだけでも良いですし、生のジンジャーを少量刻んで乗せると、見た目も「本格的」な雰囲気になるので、お正月やひな祭りなどお祝いの席にもおすすめです。

 生のジンジャーとドライジンジャーは、成分量だけでなく、味も違います。辛さにも違いがあり、生のジンジャーの方が爽やかさやキリっとした感じがして好きという方もいます。生のジンジャーを使う場合は、薄くスライスする、細かく刻む、すりおろすなどしてホットドリンクに入れるようにすると、生のジンジャーに熱が通りやすくなり、ショウガオールのあったか効果が発揮されやすくなります。

 

おうちで簡単!「ジンジャーシロップ」の作り方

瓶入りジンジャーはちみつ

 簡単に作れる「ジンジャーシロップ(生姜のはちみつ漬け)」のレシピです。 

  1. 1. ジンジャー(生姜)の皮をむく。
  2. 2. ジンジャーを薄くスライスする。
  3. 3. 熱湯消毒したガラス瓶にジンジャーを入れる。
  4. 4. 瓶にはちみつを注ぐ。

 ジンジャーの皮は、スプーンの先でこすると、でこぼこ部分も簡単に剥くことができます。

1ミリくらいにスライスするとジンジャーがはちみつに漬かりやすくなります。

 ガラス瓶は熱湯消毒するのが理想です。蓋ができる耐熱タッパーでも代用できます。洗っただけの容器だと、カビなどが発生する可能性があるので、しっかりと消毒をしてから使うことをおすすめします。

 ジンジャーを入れるのは、瓶の7分目くらいまでにします。はちみつを注いだ時に、ジンジャーがすべてはちみつに浸るように入れるのがポイントです。はちみつに浸からない部分があると、カビが生えるなどの原因になります。

上記のシロップは、作ってから3時間ほどで使えるようになりますが、数日経ってからの方が、シロップがさらさらになり、ジンジャーの辛みがしっかり味わえるようになります。紅茶に加えたり、炭酸水で割って自家製ジンジャーエールにしても美味しいです。もちろん、お湯でとくだけでも簡単にホットドリンクとして飲むことができます。

 寒い季節も、コットンとジンジャーの力で、あたたかくお過ごしください。

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