生理は悩みがつきもの?つらい生理に備えて食生活を見直そう!

「また今月も生理が来た‥」と、ガッカリする女性の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

生理は悩みがつきものであり、生理が来るたびにネガティブになってしまいますよね。

 

女性が、生理で悩む理由の中で多くみられるのは、

  • 生理痛
  • 食欲増加
  • 貧血

以上の3点があります。

 

どれも体にダメージを与える要素があり、少しでも軽減することができれば楽になれるのになぁ‥と思いますよね。

実はすべて、食生活が影響していることが原因になっている可能性があります。

生理中は特に、ストレスが溜まりやすい為、つい好きなものを食べたくなる食べ物ですが、ちょっとした工夫をすれば前向きに食生活を見なおすことができます。

生理における悩みを軽減するきっかけができるよう、食生活に視点を置いて一緒に考えていきましょう。

 

生理痛はいつものことという考えはNG

 生理痛はいつものことという考えはNG!

女性にとって、生理は毎月来るものである為、生理痛がツラいと思っていても、そのままにしてしまいがちです。

人によって、生理痛のツラさは異なりますので、自分がツラいと感じる気持ちと他の人の気持ちを比べることができません。

その為、自分はそこまでひどい生理痛じゃないのかもしれないと思ってしまうことでしょう。

しかし、そのままにしていれば、長い将来ずっと生理痛に悩まされて生きることになります。

個人差はありますが、日本人女性が閉経するのは平均50歳と言われており、閉経するまでは生理と上手く付き合っていくしかありません。

「なぜ、生理痛がひどいのか?」を考え、少しでも改善できる道を選ぶことが賢明な判断であると言えます。

 

生理中は過度な食事をしてしまいがちになる

生理痛に続いて、生理中の悩みの原因となっているのが、食欲が増加して太りやすくなるということです。

生理中は、食欲が増す場合が多く、過度な食事をしてしまい体重増加につながる恐れがあります。

万が一、生理中に間食やご飯の量が多くなってしまえば、生理痛に加えて、太るという悩みが増えてしまいます。

ただでさえ、生理痛で悩まされているにも関わらず、輪をかけるように悩みが増えれば気持ちも下がる一方です。

せっかくダイエットが上手くいっていたにも関わらず、生理中に食べ過ぎたせいで体重が増えてしまうと最悪ですよね。

しばらくショックを受けてしまうという人もいることでしょう。

さらには、太ったことがストレスとなれば、生理痛が増す恐れもあります。

生理は、デリケートである為、ストレスが重なれば体にも響いてきます。

生理中は、食事の量についても注意してみましょう。

 

生理中は食生活を見直すことができると前向きに考える

生理中は、食べ過ぎてしまうという特徴を知ることで、食べ過ぎないように注意しようと心がけることができます。

ダイエット中の方にとっては、生理中の暴食が原因で今まで体重が落ちなかったのかもしれないと気づくことができるかもしれません。

しかし、生理中は経血が外へ出ていっている為、体内の栄養も出ていってしまっていることが考えられます。

その為、過度な食事制限は控えるようにしましょう。

 

水分のある食べ物を食べる

生理中、どうしても暴食してしまいそうになるとなれば、水分のある食べ物を食べるようにしましょう。

水分のある食べ物の例としては、トマトやキュウリなどといった野菜が考えられます。

水分は、体内にある不要なものを排出してくれるメリットがあります。

体型を気にしている方であっても、安心して摂取することができます。

しかし、冷えきった食べ物であると体を冷やしてしまい、生理痛がひどくなる可能性があります。

水分のある食べ物を摂取する際は、常温のものを選択するようにしましょう。

 

甘いものが食べたくなれば他のものに置き換える

食事に気をつけたいと思っていたとしても、我慢が出来ない時は誰にでもあります。

だからと言って、暴食してしまっては結局太ってしまう元となります。

そこで、甘いお菓子などが食べたいと思った時は、ビタミンのある果物を食べるようにしましょう。

果物であれば、甘さもあってお腹が膨れた感覚になります。

また、体にも優しい為、生理中の女性にとっても優しいと言えます。

但し、果物によってはカロリーが高いものもありますので、食べる前にカロリーがどれぐらいであるのかを調べるようにしましょう。

 

カロリーを可視化する

生理中、どうしてもいつもより食べてしまうのであれば、1日どれぐらいのカロリーを摂取したのか把握しておくことをおすすめします。

把握する方法は、メモ帳に記録したり、スマホにメモを残したり何でも構いません。

カロリーを可視化することができれば、暴食にブレーキをかけることができます。

また、カロリーを可視化する際は、どれぐらいまでであれば食べて良いのか目標値を設定しましょう。

目標通りのカロリー摂取をすることができれば、食事を調整することに対してもモチベーションが上がります。

 

生理中は貧血対策が必要

 生理中は貧血対策が必要

生理中に気をつけたい点としては、貧血になる恐れがあるということです。

生理は、体内にある血液が外へ排出される為、その分血が足りていなくなっていきます。

さらには、経血量が多く、ひどい場合には倒れてしまう恐れがあります。

貧血を起こしてしまえば、日中活動にも影響が出てきてしまい、後悔することになりかねません。

今後、貧血にならない為にも、普段の食生活を改善し、対策しておきましょう。

 

鉄分のある食事を摂る

鉄は、体内にある赤血球を作るために必要な栄養素です。

貧血は、赤血球が充分に作れていないことが原因で引き起こします。

その為、日頃から鉄分を摂ることで、貧血を回避することができると言えます。

 

鉄分のある食材としては、

  • 肉(主にレバー)
  • 海藻
  • 大豆

などが挙げられます。

 

また、鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。

メインメニューとして使われやすい肉や魚は、非ヘム鉄であり、海藻や大豆などが該当するヘム鉄の方が鉄分を吸収できるとされています。

手っ取り早く鉄分を回収したい場合は、ヘム鉄に該当する食材をレシピに混ぜるように心がけましょう。

 

食生活で貧血が改善されなければ受診を検討する

貧血は、食べ物で改善される可能性はありますが、万が一改善が見込まれないのであれば、受診することをおすすめします。

日頃から鉄分のある食材を摂取して、鉄分が充分に満たされているにも関わらず、改善されないとなれば、別の要因が考えられます。

食べ物での貧血対策には限界がありますので、見送らずに婦人科などで診てもらうようにしましょう。

 

生理中に優しい食べ物

 生理中に優しい食べ物

生理痛がひどいとなれば、体に優しい食べ物を選択したいと思いますが、正直何が良いのか分かりませんよね。

生理中に優しい食べ物としては、「あたたかい食べ物」が良いとされています。

生理中は、体を冷やしてしまうと、さらに生理痛を悪化させてしまう恐れがあります。

あたたかい食べ物であれば、生理中の体にも優しい為、生理痛が悪化する不安を軽減することができます。

そこで、あたたかい食べ物の中でも、特におすすめの食べ物をご紹介します。

 

ポトフ

ポトフは、あたたかいのはもちろん、野菜やウィンナーがゴロゴロ入っている為、お腹を充分に満たしてくれます。

鉄分が入っている材料がほとんどですので、同時に貧血対策にもなります。

また、もしも生理中にたくさん食べたくなってしまった時も、カロリーが低めですので、安心して食べることができます。

生理におけるたくさんのメリットが詰まったポトフは、おすすめしたい逸品です。

 

納豆ご飯

納豆は、鉄分の他にも「大豆イソフラボン」が含まれています。

大豆イソフラボンとは、女性ホルモンであるエストロゲンに似ていると言われており、大豆イソフラボンを摂取することで、生理痛を軽減できるとして期待ができます。

厚生労働省によると、納豆には大豆イソフラボンが平均73.5g含まれていると発表されています。

もし、納豆が苦手である場合は、パスタに混ぜれば食べやすくなるので、おすすめです。

それでも、納豆が食べられない場合は、湯豆腐など大豆の成分が入った食材を摂るようにしましょう。

(参考『厚生労働省 大豆及び大豆イソフラボンに関するQAhttps://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html#q03

 

生理中に避けたい食べ物

生理中に避けたい食べ物 

生理中は、体を冷やしてしまうと、生理痛がひどくなることがあります。

その為、生理痛がひどい人ほど、生理中に冷たい食べ物を食べることは避けた方がベストです。

夏場は特に、冷たい食べ物が恋しくなりますが、生理痛をひどくさせてしまうことを考えれば避けたい食べ物です。

また、お菓子などの油分や糖分の要素が強い食べ物は、血液が固まってしまう恐れがあります。

万が一、血液が固まってしまうと、ドバッと経血が流れて貧血を起こしてしまうかもしれません。

では、具体的に避けたい食べ物についてご紹介します。

 

アイスクリーム

アイスクリームは、夏場食べたくなる食べ物の1つですが、生理痛を抑えたいのであれば、体を冷やしてしまうアイスクリームはNGです。

体を冷やしてしまうと、血行が悪くなるデメリットがあります。

血行が悪くなれば、子宮収縮が激しくなって、生理痛が悪化する恐れがあります。

生理中、どうしてもアイスクリームが食べたい時は、生理期間中は1回だけなら食べて良いなどルールを決めるようにしましょう。

自分の中での決まり事を作れば、上手く生理痛と向き合うことができます。

 

お菓子(ポテトチップス・チョコレートなど)

生理痛のツラさに、つい癒しを求めてお菓子を食べたくなりますが、お菓子によっては体に悪影響を及ぼすことになります。

例えば、ポテトチップスには油分が含まれており、食べすぎてしまえば、血液がドロドロになる可能性があります。

血液がドロドロになると、経血が塊となって排出されることが考えられます。

このまま経血量が塊で排出し続けられれば、貧血になることも予想できます。

また、甘いチョコレートも生理中に食べたくなるお菓子ですが、チョコレートには血ラミンという成分が含まれており、血管や子宮を収縮される要素があります。

チョコレートを食べ過ぎて、血管や子宮の収縮が激しくなれば、生理痛がひどくなる恐れがあります。

お菓子が食べたいと思った時は、食べる前に成分を確認するようにしましょう。

 

食生活を見直すには家族の協力が必要

 食生活を見直すには家族の協力が必要

自分では、食生活を見直したいと思っていても、家族と住んでいれば難しい場合があります。

実家暮らしであれば、自分だけ特別メニューを用意してもらうのは、気が引けますよね。

また、家庭を持っている主婦の方であれば、自分の分を別に用意するとなれば夫との悩みの共有が必要になってくるでしょう。

しかし、いつまでも生理における悩みを我慢していると、ストレスが溜まっていく一方です。

まずは、生理における悩みを解決していく為にも、一歩踏み出しましょう。

 

他の家族が料理を作っている場合は、自分で作るようにする

まずは家族の中で話しやすい人に、生理で悩んでいることがある為、メニューを変えてほしいと相談してみましょう。

家族に手間をかけたくないと考えるのであれば、自分で調理するのも良いですね。

もし家族全員に知られたくない時は、時間をずらして帰宅するなどして、食事時間をずらすなど工夫が必要です。

 

家族に自分だけメニューを変えると宣言する

家庭を持っている主婦の方であれば、一人だけメニューを変えていると夫から「何で?」と疑問に思われることでしょう。

夫に何か聞かれる前に、「生理の悩みを解決したいからメニューを1人だけ変える!」と正直に宣言してみましょう。

夫に生理について話をしたくないこともありますが、宣言することで生理における悩みを理解してもらえるきっかけができます。

男性は生理についての理解が乏しい為、生理は悩むことがたくさんあることを知ってもらえることができれば、今後の生活においても上手くやっていける望みがあります。

もし、話してみて同じメニューでも良いとなればラッキーですし、まずは生理の悩みについて話をしてみることが大切です。

 

まずは日頃の食生活から見直しましょう

長年、生理と付き合ってきた女性にとっては、生理における悩みなんていつものことだと流してしまいそうになります。

生理が来る度に悩まされていれば、憂鬱にもなりますし、何か対策をする気力も湧いて来ないのは確かです。

しかし、その「いつものこと」は、食生活を見直すことで改善できるかもしれません。

食事を改善することで解決できるのかどうかは、食生活を見直してみなくては分かりませんが、何もしないよりは一度試してみることをおすすめします。

意外と、食生活に問題があったことに気づくことができるかもしれません。

女性の体と食事は、関係していることが多く、まずは生理にとって何が適切であるのか向き合うことが大切です。

是非、日頃の食生活に注目して生理に優しい食事を心がけてみましょう。

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