生理がこないのは新型コロナの影響!?生理不順の原因からリラックス法まで!

2020年春、日本でも猛威を振るい、今なお人々を混乱に陥れている新型コロナウイルス。ウイルスそのものだけでなくそれに伴うストレスも絶大で、「コロナ疲れ」などという言葉も生まれたりしました。

そんなコロナ疲れですが、女性は特に「身体に大きな影響」があったという方も多いのではないでしょうか?

「新型コロナウイルスのストレスで、緊急事態宣言発令辺りから急に生理不順になった…」

などというようなお悩みを抱えている女性は少なくありません。あるいは、

「生理前だと思っていたけどなかなかこないし、もしかして新型コロナなのかも!?」

と区別がつかずに困惑しているという女性も存在するかもしれません。

今回はそんな生理不順でお悩みの女性に向けて、新型コロナウイルスが生理に与える影響について考えていこうと思います。 

新型コロナによるストレスは生理にも影響する可能性大!

新型コロナによるストレスは生理にも影響する可能性大!

生理のリズムを作るのは2種類の女性ホルモンです。この女性ホルモンが適切に分泌出来ず、バランスが乱れてしまうと生理がこなくなったり遅れてしまったりという生理不順を引き起こします。そしてこのホルモンバランスの乱れの原因として真っ先に挙げられるのがストレスです。

新型コロナウイルスは現代を生きる私たちにとって大きな脅威であり、経験したことのない事態であることは間違いありません。そのため、外的にも内的にもストレスを生む原因になっており、生理不順を招くことも十分に考えられます。実際、このような女性は世界中におり、数も増えるのではないかと心配されてもいるようです。

現在第二波が懸念されている日本においては、

「生理はいつも順調だったのに乱れ始めた…」

という女性が増えたとしても何ら不思議ではありません。

勿論、生理不順の背景にはストレスが原因ではなく脳や卵巣の病気が潜んでいることもあります。妊娠や閉経などの可能性がない女性であれば、3か月以上を婦人科受診の目安にしましょう。正常に排卵が行われているかを確認したり、自分の生理周期の遅れを知ったりするためには基礎体温のチェックをすることも有効ですので、ライフスタイルに組み込むことをおすすめします。

コロナストレスが生理不順を引き起こす原因と対策は?

コロナストレスが生理不順を引き起こす原因と対策は?

ストレスによる生理不順は、気にし過ぎないことやリラックスして過ごすこと、そしてストレスの原因に対処することが重要です。しかし、かかるストレスが大きすぎるとどんな問題を生んでいるのか自分ではわからなくなってしまうこともありますよね。

ここからは具体的に、どのようなコロナストレスが生理不順を引き起こす原因になっているのかを確認し、対策を知っておきましょう。

外出自粛

新型コロナウイルスが日本でも確認されるようになってから、度々要請されている外出自粛。今までの日常とは全く違う生活が必要になるため、大きなストレスを感じているという女性も多いはずです。このような急激な環境の変化は、十分にホルモンバランスを乱す原因になり得ます。また、外出自粛には方針転換による混乱や世間の目が気になるなどの問題も付随しており、緊急事態宣言が発令されていないからといってストレスフリーに過ごせるわけではありません。

外出自粛によるストレスを何よりも強烈に感じている場合に有効なのは、発想の転換です。普段と違う生活に慣れるのは困難を伴いますので悪い影響について考えるシーンが多くなってしまいがちですが、いい影響について考えてみる時間を作りましょう!そのためには家にいる時間を充実させることが必要です。コロナを契機に気になっている趣味などを始めてみたり、自分が1番リラックス出来る方法を探してみたりするのも素敵ですね。

「前みたいな生活に戻れるのはいつになるだろう…」

「コロナ前はよかったな…」

などと考える気持ちもわかりますが、これはくれぐれもNGです。負のストレスループにはまってしまい、生理不順を長引かせる原因になってしまいます。出来るだけポジティブな捉え方を実践し、非日常を楽しむくらいの心意気で過ごせるといいですね!

在宅ワーク

新型コロナの影響で、仕事が在宅ワークメインに切り替わったという女性も多いと思います。在宅ワークは慣れている人にとっては大変楽で画期的なシステムですが、慣れるまではメリハリがつけられず苦戦してしまう人も多いです。勿論この仕事環境のストレスも心配ですが、より重要なのは身体へのストレスが起きやすいという点です。

在宅ワークが日常になると必然的に運動量が減ってしまいます。あるいは動かずにいるため空腹を感じる機会が減ったという女性もいるはずです。女性ホルモンは身体の変化にも敏感ですので、このようなきっかけから急激に体重が増減すると生理不順に繋がってしまいます。

コロナ禍で仕事のスタイルとともに身体のスタイルも変わってしまったという女性は、生活の中に適度な運動を取り入れ、健康を保つ工夫をしましょう。お家時間の充実にエクササイズを実践している女性でも、あまりに過度なダイエットは厳禁ですよ!

生活リズムの乱れ

ライフスタイルが急激に変化したことにより、生活リズムに乱れが生じている女性は注意が必要です。生活リズムの乱れはそのままホルモンバランスの乱れに繋がります。特に、睡眠不足など身体に疲労が蓄積される行動には気をつけなければなりません。

外出自粛や在宅ワークなどに引っ張られず、早寝早起きを実行するのが理想です。起床時間や就寝時間などを自分の中で設定し、規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。

先が見えないことへの不安

新型コロナウイルスは今のところ、まだいつ収束するのかという具体的な目途が立っていません。そのため、

「自分もいつかかかってしまうのではないか」

「また緊急事態宣言が発令されたらどうしよう」

など、先が見えないことに不安を感じてしまうことも多いでしょう。これらは慢性的なストレスになってしまう可能性が多分にあります。

対策としては、適切に情報を遮断するのがおすすめです。コロナに対しての報道はまだまだ多いので嫌でも不安を煽られてしまいます。しかし、そのどれもが正しいとは限りませんので不安の種を集めてしまうことにもなり得ます。必要最低限の情報収集に留めて、心の余裕を取り戻しましょう。

生理前なのかコロナの症状なのかわからない

コロナ禍で生理前の状態が長く続いてしまうと、

「もしかしたらコロナなのでは?」

という不安が生まれてしまうこともあります。特に、頭痛や貧血による倦怠感などの症状が生理前に出る女性は疑念も大きくなるでしょう。生理前は体温も上がりますので、熱っぽいと感じる人も多いかもしれません。

「なかなか生理がこないからコロナの疑いも晴れない!」

などと気にしているのはまさに心にとって大きな負荷となります。早く来て欲しいと思っているときほどストレスになって生理が遅れてしまうものです。

「咳や喉の痛みの有無」「味覚障害の有無」「発熱継続の有無」などが大きな判断基準となりますが、新型コロナウイルスは通常の風邪や熱中症との見分けもつきにくいとされています。自分の身体の状態に耳を傾け、

「いつも生理前はこれくらいしんどい!」

と思ったならばあまり気に病まず、身体を労わりながら過ごすようにしてあげてください。

コロナストレスで生理不順にならないために心掛けたい生活とは?

コロナストレスで生理不順にならないために心掛けたい生活とは?

原因と対策がわかっても、なかなか実践出来ず生理不順が落ち着かないという女性もいることでしょう。何しろコロナは今後の予測が出来ないため、1度調子がよくなったとしても周りの環境に左右されてまた生理不順になってしまうことも考えられます。

正常に生理を迎え続けるためにも、コロナによるストレスを貯め込まない日常生活を送ることが重要です。生理不順にならないために日頃から気をつけたい対策について、さらに考えておきましょう。

規則正しい生活をする

まず大切なのは、何よりも規則正しい生活です。コロナによる変化に適応し、生理周期を整えるためにも朝・昼・夜とメリハリのある生活を心がけましょう。

特に重要なのが食事と睡眠です。食事は3食必ず、バランスよく摂りましょう。適切な食事を摂らずに間食をたくさんしたり、過度に食事制限をしたりしては身体によくない負荷がかかります。また、睡眠不足はあらゆる健康の敵です。就寝前にはブルーライトを遠ざけるなどして、質のいい睡眠を目指しましょう。

日光を浴びるようにする

生理前はセロトニンという脳の中の神経伝達物質が減少するといわれています。このセロトニンは別名幸せホルモンとも呼ばれ、私たちの心の安定に非常に優位に働いてくれます。生理前のイライラや不調がストレスによって助長されているなと感じている女性は、是非このセロトニンを活性化させるようにしましょう。

具体的な方法としては、朝起きたら日光を浴びるようにします。これだけで効果がありますが、外に出る機会が減ることで、

「そういえば最近お日様に当たっていないかも…」

という女性もいるはずです。

因みに私は目的なく日光浴をすることが苦手なので、毎日歯を磨くときにベランダに出るようにしています。勿論はたから見るとめちゃくちゃ変な奴なので真似する必要はありませんが、何かの行動と結び付けると習慣化しやすいのでおすすめですよ!

コロナストレスで生理不順の女性に試して欲しいリラックス法

コロナストレスで生理不順の女性に試して欲しいリラックス法

長らく生理がきていない女性は、

「長い目での対策じゃなくて今すぐにくる方法が知りたい!」

と思っているかもしれません。

気持ちは大変わかりますが、その焦りこそが生理を遅らせるストレスになっていることも考えられます。まずは心身ともにリラックスさせてあげることが必要です。

最後に、努力なしですぐに試せるリラックス法についてもご紹介させていただきます。

笑顔を作る

まずは、笑顔を作るようにしてみましょう。これは何も、笑顔になれる行動をとりましょう、ということではありません。ただ笑顔になればいいのです。面白くないと思っていたとしても、楽しくないと思っていたとしてもかまいません。

笑顔を作ると、脳はその筋肉の動きから「幸せだ」と認識してくれます。そのため緊張がほぐれ、ストレスを軽減させる効果があるのです。鏡の前で行うと視覚としての情報も入ってくるため、より高い効果が期待出来ますよ!

深呼吸をする

深呼吸もリラックスに大変効果的です。ゆっくりと大きく息を吸い、ゆっくりと息を吐き出すことで、リラックスに欠かせない副交感神経の働きが活発になります。短時間で簡単に行えるところも魅力的です。

毎日の生活で少し疲れたなと感じたときには、立ち上がって深呼吸をする癖をつけてみましょう。身体の中に酸素が巡るようなイメージを持って、腕の動きをつけて行うとさらにリフレッシュが出来ます。

温かいものを飲む

胃に穴が開く、などと言われるように、ストレスは胃腸にも作用することがよく知られています。胃腸の働きがやたらと活発になってしまうと、リラックスとは程遠い状態になります。そんなときは温かいものを飲むことで、胃腸にも安心感を与えてあげましょう。

飲み物のチョイスとしては、香りのいいハーブティーや、緑茶などがおすすめです。熱すぎるのもよくないので、適度な温かさのものをゆっくりと飲むようにしましょうね。

ガムを噛む

「噛む」という行為にも脳を活性化させ、ストレスを減少させる効果があるといわれています。この方法は意識せずにも行いやすい手軽さが魅力です。

勿論ガムにこだわらず、グミなどでも構いません。在宅ワークのデスクにちょこっと忍ばせておくといいかもしれませんね!

目を閉じる

仕事やプライベートでも、パソコンやスマホなどを集中して見続けると目が疲れてしまいます。このとき忘れてはならないのが、目と一緒に脳も疲れているということです。これらは自律神経を乱し、身体の状態をリラックスから遠ざけてしまいます。

リラックスをするためには、意識的に目を閉じる時間を作ってみましょう。数分から十分間ほど目を閉じるだけでも目と脳の休養になり、リフレッシュの効果が得られますよ!

生理不順にはコロナの影響もあるかも!リラックスを心掛けて過ごそう!

生理不順にはコロナの影響もあるかも!リラックスを心掛けて過ごそう!

新型コロナウイルスがもたらすストレスは、生理にも影響を与えている可能性が高いことがおわかりいただけたかと思います。

生理不順が続くといろいろな不安が押し寄せてくるのは当然のことです。コロナ禍の状況であればその不安もひとしおですよね。そんなときは、同じような悩みを抱えている女性が世界中にいることを少しだけ思い出してみてください。そして、ストレスに1つずつ対処して、出来る限りリラックスすることを心掛けましょう。

いつまで続くかわからないからこそ、女性は内側からも、コロナに負けない身体作りを目指しましょうね!

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